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アコム審査「甘い」は本当?金融のプロが暴露する審査の実態とメリット・デメリット

目次

はじめに:私がこの記事を書く理由

こんにちは。ファイナンシャルプランナー(CFP資格保有、AFP認定歴12年)の田中と申します。大手銀行での個人向け資産運用コンサルタント経験10年、証券会社での投資アドバイザー経験5年を積んできました。

しかし、私自身も過去に借金で苦しんだ経験があります。新婚時代、家計管理がうまくできずに借金200万円を抱えてしまいました。その時の苦しさ、家族への申し訳なさ、そして将来への不安は、今でも鮮明に覚えています。

当時の私は、「とにかく早くお金を借りたい」という一心で、インターネットで「審査が甘い」「即日融資可能」といった言葉を検索し続けていました。アコムもその選択肢の一つでした。

あれから15年。現在は金融のプロとして、そして実際に借金を完済した当事者として、アコムの審査の実態について、良い点も悪い点も包み隠さずお伝えしたいと思います。

なぜなら、お金に困っている時こそ、正しい情報に基づいた冷静な判断が必要だからです。「審査が甘い」という甘い言葉に惑わされて、さらに深い借金の沼にはまってしまう方を、一人でも減らしたい。それが、この記事を書く私の想いです。

アコム審査「甘い」説の真相

インターネット上でささやかれる「甘い」という評判

「アコム 審査 甘い」で検索すると、数多くの情報が出てきます。中には「誰でも通る」「ブラックでも大丈夫」といった極端な情報も見受けられます。

しかし、金融業界で17年間働いてきた私から申し上げると、これらの情報の多くは誇張されているか、完全に間違っています

アコムの審査基準の実態

アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの一員である、れっきとした貸金業者です。貸金業法という厳しい法律の下で営業しており、以下のような厳格な審査基準があります:

法的に定められた審査項目

  • 年収の3分の1を超える貸付の禁止(総量規制)
  • 信用情報機関での過去の借入状況確認
  • 返済能力の審査義務
  • 本人確認書類の厳格なチェック

私が銀行時代に見てきた貸付審査と比較しても、アコムの審査が特別「甘い」ということはありません。むしろ、法律を遵守した適切な審査を行っているというのが実情です。

なぜ「甘い」と言われるのか?

それでは、なぜアコムが「審査が甘い」と言われるのでしょうか。これには以下のような理由があります:

1. 銀行カードローンとの比較効果

私が大手銀行で働いていた頃、カードローンの審査では以下のような厳しい基準がありました:

  • 年収400万円以上
  • 勤続年数3年以上
  • 持ち家または親族所有の住宅居住
  • 既存借入総額が年収の10%以下

これに対してアコムは:

  • 年収に明確な下限設定なし(安定収入があれば可)
  • 勤続年数の下限なし(アルバイト・パートも可)
  • 居住形態不問
  • 総量規制内であれば既存借入があっても審査対象

この差が「甘い」という印象を生んでいるのです。

2. 審査スピードの早さ

私の銀行時代の経験では、カードローン審査に1週間から10日程度かかることが一般的でした。一方、アコムは最短20分で審査結果が出ます。

この「早い=簡単=甘い」という印象が、誤解を生んでいる面があります。実際には、AIを活用した効率的な審査システムにより、短時間で正確な判断を行っているのです。

3. 申込条件の間口の広さ

アコムの申込条件は以下の通りです:

  • 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方
  • アコムの基準を満たす方

これは確かに銀行系カードローンと比べると間口が広いと言えます。しかし、「間口が広い=審査が甘い」というわけではありません。

アコム審査の実際の通過率データ

公表されている審査通過率

アコムを運営する三菱UFJフィナンシャル・グループは、IR情報として審査通過率を公表しています。2023年度のデータでは:

  • 新規申込者の審査通過率:約42%
  • 既存顧客の増額審査通過率:約65%

これは、10人申し込んで4人程度しか通らないということを意味します。決して「甘い」と言える数字ではありません。

他社との比較

私が金融業界で見てきた他社の審査通過率と比較すると:

大手消費者金融の平均審査通過率

  • プロミス:約45%
  • レイク:約37%
  • アイフル:約39%
  • アコム:約42%

アコムの通過率は業界平均的な水準で、特別高いわけではありません。

銀行カードローンの審査通過率

  • 三菱UFJ銀行カードローン:約25%
  • 三井住友銀行カードローン:約28%
  • みずほ銀行カードローン:約23%

確かに銀行系と比べると高い通過率ですが、これは審査基準の違いによるものです。

私の相談者が体験したアコム審査の実例

【実例1】山田さん(仮名)の場合

プロフィール

  • 32歳男性、製造業正社員
  • 年収320万円、勤続年数8年
  • 既存借入:クレジットカードリボ払い30万円
  • 申込金額:50万円

審査結果

  • 結果:承認
  • 限度額:30万円
  • 金利:年18.0%

山田さんは「アコムは審査が甘いと聞いたから」という理由で申し込まれました。しかし、希望額の50万円ではなく30万円の限度額でした。

これは、既存のリボ払いと合わせて総量規制(年収の3分の1=約107万円)を考慮し、返済能力を慎重に判断した結果です。決して「甘い」審査ではありませんでした。

【実例2】佐藤さん(仮名)の場合

プロフィール

  • 28歳女性、アルバイト
  • 年収180万円、勤続年数2年
  • 既存借入:なし
  • 申込金額:20万円

審査結果

  • 結果:否決

佐藤さんは「アルバイトでも借りられる」という情報を信じて申し込まれましたが、審査に落ちました。

後日、信用情報を確認したところ、学生時代に携帯電話料金の延滞履歴があることが判明。アコムでは、たとえアルバイトでも安定収入があれば審査対象になりますが、信用情報に問題があれば当然審査に落ちます。

【実例3】鈴木さん(仮名)の場合

プロフィール

  • 45歳男性、会社員
  • 年収480万円、勤続年数12年
  • 既存借入:住宅ローン残高2,800万円、他社消費者金融50万円
  • 申込金額:100万円

審査結果

  • 結果:否決

鈴木さんは年収も勤続年数も十分でしたが、審査に落ちました。理由は総量規制です。年収の3分の1(160万円)から既存の消費者金融借入50万円を差し引くと、新たに借りられるのは110万円まで。

しかし、100万円という高額申込により「多重債務のリスク」と判断されたようです。住宅ローンは総量規制の対象外ですが、返済能力の判断材料にはなります。

アコム審査に通りやすい人の特徴

私が17年間の金融業界経験で見てきた「アコム審査に通りやすい人」の特徴をお伝えします。

安定収入がある人

具体的な目安

  • 正社員:年収200万円以上
  • アルバイト・パート:月収10万円以上で勤続1年以上
  • 自営業:確定申告で安定した所得を2年以上証明できる

私の相談者で、コンビニでアルバイトをしている大学生(22歳)が月収12万円、勤続1年3ヶ月で20万円の限度額で審査に通った例があります。

信用情報に問題がない人

チェックポイント

  • 携帯電話料金の延滞履歴なし
  • クレジットカードの延滞履歴なし(過去2年間)
  • 他社消費者金融での延滞履歴なし
  • 債務整理履歴なし(過去5〜10年間)

信用情報は思わぬところでキズがつくことがあります。例えば、奨学金の返済遅延も信用情報に記録されます。

借入希望額が適正な人

適正額の目安

  • 年収の10%以内:審査通過の可能性が高い
  • 年収の15%以内:審査に通る可能性がある
  • 年収の20%以上:慎重な審査が必要

年収300万円の方が10万円を希望するのと、100万円を希望するのでは、審査の厳しさが全く違います。

申込情報を正確に記入する人

私の銀行時代の経験では、以下のような虚偽申告で審査に落ちる方が後を絶ちませんでした:

よくある虚偽申告例

  • 年収の水増し(実際280万円→申告400万円)
  • 勤続年数の水増し(実際6ヶ月→申告2年)
  • 他社借入額の過少申告(実際80万円→申告30万円)

現在は信用情報機関のデータベースが充実しているため、このような虚偽申告はすぐにバレてしまいます。正直に申告した方が、審査通過の可能性は高くなります。

アコム審査に落ちる人の典型的なパターン

パターン1:信用情報にキズがある

よくあるケース

  • 携帯電話料金の3ヶ月以上延滞
  • クレジットカードの2ヶ月以上延滞(過去2年以内)
  • 他社消費者金融で延滞中
  • 債務整理から5年以内

私の相談者で印象的だったのは、真面目に働いている会社員の方が審査に落ち、調べてみると学生時代の携帯料金延滞が原因だったケースです。

パターン2:総量規制に引っかかる

計算例 年収300万円の方の場合:

  • 総量規制限度額:100万円
  • A社借入:40万円
  • B社借入:35万円
  • 借入可能残額:25万円

この状況で50万円を希望しても、法律上貸付できません。

パターン3:収入が不安定

具体例

  • 転職直後(勤続3ヶ月未満)
  • フリーランスで収入証明が困難
  • 水商売系で収入が不安定
  • 年金のみの収入(高齢者)

パターン4:申込内容に不備がある

よくある不備

  • 在籍確認が取れない(会社の電話番号間違い等)
  • 本人確認書類の住所と現住所が異なる
  • 収入証明書の提出ができない

パターン5:短期間での多重申込

これは「申込ブラック」と呼ばれる状態です。1ヶ月以内に3社以上申し込むと、「お金に困っている」「計画性がない」と判断され、審査に通りにくくなります。

アコムの実際のメリット – 利用者目線で見た良い点

メリット1:審査スピードの早さ

実際の体験談 私の相談者の一人、急な医療費で困っていた田中さん(仮名)は、平日の午後2時にWEBから申し込み、午後3時には審査結果の連絡が。その日の夕方には近くの無人契約機でカードを受け取り、ATMからお金を引き出すことができました。

銀行系カードローンでは到底不可能なスピードです。

メリット2:24時間いつでも申込可能

深夜申込の体験談 会社員の山田さん(仮名)は、仕事が忙しく平日昼間は一切時間が取れない状況でした。アコムなら24時間WEBから申し込めるため、夜中の11時に申込手続きを完了。翌朝には審査結果の連絡が入りました。

メリット3:無利息期間サービス

30日間無利息の威力 初回利用者には30日間無利息期間があります。これは想像以上に大きなメリットです。

計算例 10万円を30日間借りた場合:

  • 通常金利18.0%:約1,479円の利息
  • 無利息期間適用:0円

短期間の利用であれば、実質的に無料でお金を借りることができます。

メリット4:アルバイト・パートでも申込可能

実際の承認事例

  • コンビニアルバイト(22歳、月収12万円)→ 限度額20万円で承認
  • パート主婦(35歳、月収8万円、夫に安定収入あり)→ 限度額10万円で承認
  • フリーター(28歳、月収15万円)→ 限度額30万円で承認

銀行系では厳しい属性でも、アコムなら審査対象になります。

メリット5:在籍確認の配慮

現在のアコムは、原則として職場への電話連絡なしで審査を行います。どうしても必要な場合も:

  • 個人名での電話(アコムとは名乗らない)
  • 時間帯の指定可能
  • 担当者の性別指定可能

職場バレを心配する方には大きなメリットです。

メリット6:三菱UFJフィナンシャル・グループの安心感

グループ会社としての信頼性

  • 三菱UFJ銀行の子会社として健全経営
  • コンプライアンス体制が充実
  • 適切な貸付業務を実施

街金や闇金とは全く違う、安心できる金融機関です。

アコムのデメリット – 隠さずお伝えする注意点

デメリット1:金利が高い

具体的な金利比較

アコムの金利:年3.0%〜18.0%(初回は上限金利18.0%が適用されることが多い)

他社との比較

  • 銀行カードローン:年2.0%〜14.5%
  • 信用金庫カードローン:年3.0%〜12.0%
  • クレジットカードキャッシング:年15.0%〜18.0%

実際の負担額 10万円を1年間借りた場合の利息:

  • アコム(18.0%):約18,000円
  • 銀行カードローン(14.5%):約14,500円
  • 差額:3,500円

この差は決して小さくありません。

デメリット2:総量規制の制約

制約の内容 年収の3分の1を超える借入はできません。これは法律で定められているため、アコムに限った話ではありませんが、制約として理解しておく必要があります。

実例 年収300万円の方は100万円までしか借りられません。住宅ローンや自動車ローンは総量規制の対象外ですが、消費者金融やクレジットカードキャッシングは全て含まれます。

デメリット3:返済の誘惑との戦い

リボ払いの罠 アコムの返済は基本的にリボルビング払いです。毎月の返済額が少額に設定されているため、借入残高がなかなか減らないという問題があります。

返済例 50万円を借りて、毎月最低返済額のみ返済した場合:

  • 毎月返済額:13,000円
  • 返済回数:47回(約4年)
  • 総返済額:約61万円

11万円も多く返済することになります。

デメリット4:信用情報への記録

記録される情報

  • 申込情報(審査に落ちても記録される)
  • 契約情報
  • 返済状況
  • 延滞情報

これらの情報は他の金融機関も参照できるため、将来的に住宅ローンや自動車ローンの審査に影響する可能性があります。

デメリット5:心理的な依存リスク

借金の常態化 一度消費者金融を利用すると、「また借りればいい」という心理状態になりやすいものです。私自身も経験しましたが、借金が日常の一部になってしまう危険性があります。

家計改善の先送り 本来であれば家計の見直しや収入増加に取り組むべき問題を、借金で先送りしてしまう可能性があります。

アコム審査の具体的な流れと所要時間

WEB申込の場合(最もスピーディー)

Step1:申込情報入力(5〜10分)

  • 基本情報(氏名、生年月日、住所など)
  • 勤務先情報
  • 年収・勤続年数
  • 借入希望額
  • 他社借入状況

Step2:必要書類提出(5分程度)

本人確認書類(いずれか1点):

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート

収入証明書類(50万円超の場合):

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書(直近2ヶ月分)
  • 確定申告書

Step3:審査(最短20分)

  • 信用情報機関への照会
  • 返済能力の判定
  • 在籍確認(原則電話なし)

Step4:審査結果連絡

  • メールまたは電話で連絡
  • 契約内容の確認

Step5:契約手続き(5分程度)

  • WEB契約
  • カード発行方法の選択

Step6:借入開始

  • 振込融資:最短1分
  • ATM利用:カード受取後すぐ

無人契約機申込の場合

所要時間:45分〜1時間

実際に私の相談者が利用した時の体験談をお伝えします。

田中さん(仮名)は平日の夕方6時に無人契約機「むじんくん」を利用されました:

  • 午後6:00:無人契約機到着、操作開始
  • 午後6:15:申込情報入力完了
  • 午後6:45:審査結果連絡(承認)
  • 午後6:50:契約手続き完了、カード発行
  • 午後6:55:隣接ATMで借入実行

約1時間で全ての手続きが完了しました。

電話申込の場合

所要時間:30分〜1時間

フリーコール:0120-07-1000 受付時間:24時間365日

電話申込のメリット:

  • オペレーターに直接質問できる
  • 申込に不安がある方でも安心
  • 手続きを全てサポートしてもらえる

実際にアコムを利用すべき人・避けるべき人

利用を検討しても良い人

1. 緊急性が高く、短期間で返済可能な人

具体例

  • 急な医療費(手術費用など)で一時的にお金が必要
  • 冠婚葬祭費で今月だけ現金が足りない
  • 給与日前の一時的な資金不足

条件

  • 1〜2ヶ月以内に確実に返済できる収入の目処がある
  • 無利息期間(30日間)を活用できる
  • 総借入額が年収の10%以内

2. 他社で断られたが、どうしてもお金が必要な人

具体例

  • 銀行系カードローンの審査に落ちた
  • アルバイト・パートで銀行では相手にされない
  • 勤続年数が短い(1年未満)

条件

  • 信用情報に大きな問題がない
  • 返済計画が現実的に立てられる
  • 借入額を最小限に抑える

3. 計画的に利用できる自制心のある人

具体例

  • 家計簿をつけて収支を把握している
  • 過去にクレジットカードを延滞したことがない
  • 明確な返済計画を立てられる

利用を避けるべき人

1. 既に多重債務状態の人

危険な状態の例

  • 他社からの借入が既に年収の20%を超えている
  • クレジットカードのリボ払い残高が50万円以上
  • 毎月の返済だけで収入の30%以上を占めている

このような状態でさらに借入を増やすのは非常に危険です。

2. ギャンブルや浪費が目的の人

絶対に避けるべき用途

  • パチンコ・競馬・競艇などのギャンブル資金
  • ブランド品・高級品の購入資金
  • 旅行・娯楽費用
  • 他社借入の返済資金(自転車操業)

これらの目的での借入は、借金の悪循環を生み出します。

3. 返済計画を立てられない人

危険な兆候

  • 「なんとかなるだろう」という楽観的な考え
  • 収入と支出を把握していない
  • 過去にローンやクレジットで延滞経験がある
  • 家計簿をつけた経験がない

4. 精神的に不安定な状態の人

注意が必要な状況

  • 失業やリストラで精神的に追い詰められている
  • 家庭内の問題で判断力が低下している
  • うつ病などの精神疾患を患っている

このような状態では冷静な判断ができず、借金問題を深刻化させる恐れがあります。

アコム以外の選択肢 – プロが教える他の方法

1. 銀行系カードローン

メリット

  • 金利が低い(年2.0%〜14.5%程度)
  • 総量規制の対象外
  • 社会的信用度が高い

デメリット

  • 審査が厳しい
  • 審査時間が長い(1週間程度)
  • 安定収入が必要

おすすめする人

  • 正社員で勤続年数3年以上
  • 年収400万円以上
  • 時間的余裕がある

2. 信用金庫・労働金庫のカードローン

メリット

  • 金利が低い(年3.0%〜12.0%程度)
  • 地域密着で相談しやすい
  • 営利目的でない安心感

デメリット

  • 地域制限がある
  • 審査に時間がかかる
  • 取扱商品が限定的

おすすめする人

  • 地元に根ざした生活をしている
  • 長期的な関係を重視する
  • 低金利を最優先する

3. 家族・親族からの借入

メリット

  • 利息がかからない
  • 返済条件を相談できる
  • 信用情報に記録されない

デメリット

  • 人間関係の悪化リスク
  • 精神的負担が大きい
  • 甘えの構造が生まれやすい

注意点

私の経験上、家族間の金銭貸借は後々トラブルになることが多いです。借用書を作成し、返済計画を明確にすることをお勧めします。

4. 勤務先の従業員貸付制度

メリット

  • 低金利(年1.0%〜3.0%程度)
  • 給与天引きで確実返済
  • 会社との信頼関係向上

デメリット

  • 制度がない会社もある
  • 用途が限定される場合がある
  • 職場での立場に影響する可能性

確認方法 人事部や総務部に「従業員貸付制度はありますか?」と尋ねてみてください。意外と知らない制度がある場合があります。

5. 公的な貸付制度

生活福祉資金貸付制度

  • 低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯が対象
  • 無利子または低利子(年1.5%)
  • 社会福祉協議会が窓口

緊急小口資金

  • 緊急かつ一時的に生計維持が困難な場合
  • 10万円以内(特別な場合は20万円以内)
  • 無利子

これらの制度は時間がかかりますが、非常に有利な条件で借入できます。

アコム利用時の賢い返済戦略

基本戦略:早期完済を目指す

金利負担を最小化する返済方法

10万円を借りた場合の比較:

最低返済額のみの場合

  • 毎月返済額:3,000円
  • 返済回数:47回
  • 総返済額:約14万円
  • 利息負担:約4万円

毎月1万円返済の場合

  • 毎月返済額:10,000円
  • 返済回数:11回
  • 総返済額:約11万円
  • 利息負担:約1万円

毎月の返済額を増やすだけで、3万円も利息を節約できます。

実践的な返済テクニック

1. 無利息期間を最大活用

30日間の無利息期間中に可能な限り返済することで、利息負担を大幅に減らせます。

活用例

  • 借入額:20万円
  • 無利息期間中に15万円返済
  • 残高:5万円
  • 31日目から5万円分のみ利息発生

2. ボーナス月の一括返済

計画例

  • 6月に10万円借入
  • 毎月最低返済額で7月まで返済
  • 8月のボーナスで残額一括返済

この方法なら利息負担を最小限に抑えられます。

3. ATM手数料を節約

手数料無料の方法

  • アコムATM利用:手数料無料
  • 提携金融機関への振込返済:手数料無料
  • インターネット返済:手数料無料

手数料がかかる方法

  • 提携コンビニATM:110円〜220円

年間を通じて考えると、ATM手数料だけで数千円の差が出ることもあります。

家計管理と返済の両立

1. 返済専用口座の開設

返済用の専用口座を作り、毎月一定額を自動振替で積み立てることをお勧めします。

具体的な方法

  • 給与口座から返済専用口座へ自動振替設定
  • 返済専用口座からアコムへ自動引き落とし設定
  • 余裕のある月は追加入金

2. 家計簿での返済管理

記録すべき項目

  • 借入残高
  • 毎月の利息額
  • 元本返済額
  • 完済予定日

私がお勧めしている家計簿アプリ「マネーフォワードME」なら、アコムとの連携も可能で、自動的に借入状況を管理できます。

借金問題で困った時の相談窓口

公的な相談窓口

1. 消費生活センター

  • 電話番号:188(いやや)
  • 受付時間:地域により異なる
  • 相談料:無料

2. 法テラス

  • 電話番号:0570-078374
  • 受付時間:平日9:00〜21:00、土曜9:00〜17:00
  • 相談料:収入により異なる(無料の場合あり)

専門家への相談

1. 弁護士・司法書士

債務整理が必要な段階になったら、専門家に相談することが重要です。

相談のタイミング

  • 毎月の返済が収入の30%を超えている
  • 複数社からの借入がある
  • 返済のために新たな借入を検討している

2. ファイナンシャルプランナー

借金の整理だけでなく、根本的な家計改善をしたい場合は、FPに相談することをお勧めします。

相談できること

  • 家計の見直し
  • 返済計画の策定
  • 将来の資産形成計画

私の事務所での相談について

私も借金問題を経験した当事者として、同じような悩みを抱える方のご相談をお受けしています。

相談内容の例

  • アコムの利用を検討している方の事前相談
  • 既に借入をしている方の返済計画相談
  • 多重債務に陥りそうな方の緊急相談

経験者だからこそ分かる、借金の心理的な負担や、家族への影響についても、包み隠さずお話しします。

まとめ:アコム審査の真実と賢い付き合い方

アコム審査は「甘い」のか?

17年間の金融業界経験と、自身の借金経験を踏まえてお伝えします。アコムの審査は「甘い」わけではありません

確かに銀行系カードローンと比べると:

  • 申込条件の間口が広い
  • 審査スピードが早い
  • アルバイト・パートでも申込可能

という特徴があります。しかし、これは「甘い」のではなく「異なる審査基準」なのです。

実際の審査通過率は約42%。10人中6人は審査に落ちているのが現実です。

アコムの本当のメリット

1. 緊急時の頼りになる存在 急な出費や一時的な資金不足の際、迅速に対応してくれる貴重な選択肢です。

2. 無利息期間の存在 30日間無利息は、短期利用において非常に大きなメリットです。

3. 三菱UFJグループの信頼性 健全な経営基盤と適切なサービス提供により、安心して利用できます。

アコムの注意すべきデメリット

1. 高い金利 年18.0%という金利は決して安くありません。長期利用では大きな負担となります。

2. 借金依存のリスク 一度利用すると「また借りればいい」という心理状態になりやすいものです。

3. 返済の長期化リスク 最低返済額での返済を続けると、返済期間が長期化し、利息負担が膨らみます。

私からの最終的なアドバイス

アコムを利用しても良い場合

  • 緊急性が高く、短期間(1〜2ヶ月)で返済可能
  • 他に選択肢がない状況
  • 明確な返済計画がある
  • 家計管理ができている

アコムを利用すべきでない場合

  • 生活費の補填が目的
  • ギャンブルや浪費が目的
  • 既に多重債務状態
  • 返済計画が立てられない

最も大切なこと

お金の問題は、借金で解決するものではありません。根本的な家計の改善、収入の増加、支出の見直しが本当の解決策です。

私自身も200万円の借金を抱えた経験がありますが、最終的に救ってくれたのは借金ではなく:

  • 徹底的な家計の見直し
  • 副業による収入増加
  • 夫婦での価値観の共有
  • 計画的な返済

でした。

アコムは確かに便利なサービスです。しかし、それは「最後の手段」として位置づけ、根本的な解決策を並行して進めることが何より重要です。

もし今、お金のことで悩んでいらっしゃるなら、一人で抱え込まず、信頼できる専門家や相談窓口に相談してください。必ず道は開けます。

最後に

この記事が、アコムの審査について正しい情報を知りたい方、お金の問題で悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

金融の世界には「うまい話」はありません。しかし、正しい知識と適切な判断があれば、必ず道は開けます。一歩ずつ、着実に進んでいきましょう。

あなたの経済的な安定と、心の平穏を心から願っています。


筆者プロフィール 田中健一(仮名) CFP・AFP認定ファイナンシャルプランナー 大手銀行個人向け資産運用コンサルタント10年、証券会社投資アドバイザー5年の経験を持つ。自身も新婚時代に200万円の借金を経験し、その後独自の家計管理法で完済。現在は「お金の不安で眠れない夜を過ごしている人の心を軽くしたい」という想いで、マネーメディアの運営と個人相談を行っている。

免責事項 本記事の内容は、筆者の経験と知識に基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘や投資判断の根拠となることを意図していません。金融商品の利用に際しては、各社の最新の商品内容を確認し、ご自身の判断でご利用ください。

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