こんにちは。ファイナンシャルプランナー(CFP資格保有)の田中と申します。大手銀行での個人向け資産運用コンサルタント経験10年、証券会社での投資アドバイザー経験5年を経て、現在はマネーメディアの編集者として活動しています。
実は私、20代の頃に株式投資で200万円という大きな損失を経験し、新婚時代には家計管理が上手くいかず借金200万円を抱えた苦い過去があります。しかし、その失敗があったからこそ、つみたてNISAや確定拠出年金を活用した資産形成で現在3,000万円の資産を築くことができました。
この記事では、そんな私が実際に「みんなの銀行」を半年間使ってみた体験談と、多くの利用者の評判を徹底分析した結果をお伝えします。「スマホだけの銀行って本当に安全なの?」「手数料が高いって聞いたけど本当?」そんな不安を抱えるあなたに、正直かつ公平な情報をお届けします。
みんなの銀行とは?日本初のデジタルバンクの基本情報
みんなの銀行の概要と特徴
みんなの銀行は、2021年5月に営業を開始した日本初のデジタル銀行です。福岡フィナンシャルグループ傘下の銀行として、スマートフォンアプリのみで全ての銀行サービスを提供するという革新的なビジネスモデルを採用しています。
私が最初にこの銀行を知ったのは、証券会社時代の同僚から「面白い銀行ができたよ」と教えられたときでした。当時は「スマホだけで本当に銀行業務ができるの?」と半信半疑でしたが、実際に口座開設から半年間使い続けて、その利便性の高さに驚かされました。
主な特徴をまとめると以下の通りです:
革新的なアプリ設計で毎日の銀行業務が楽しくなる
- 通帳やキャッシュカードは一切発行されず、全てスマホで完結
- バーチャルデビットカードが即時発行され、すぐにオンライン決済が可能
- 家計簿機能「Record」で支出管理が自動化される
- 目的別貯金ができる「Box」機能で、旅行資金や緊急時資金を分けて管理
従来の銀行では考えられない手軽さ
- 口座開設は最短翌営業日で完了(私の場合は申し込みから2日で開設完了)
- 24時間365日、いつでもどこでも取引可能
- 他行宛振込手数料が月10回まで無料(Premium会員の場合)
- セブン銀行ATMでの入出金に対応
運営会社の信頼性について
多くの方が気になるのが「新しい銀行だけど、本当に安全なの?」という点でしょう。私も最初は同じ不安を抱いていました。
みんなの銀行は福岡フィナンシャルグループ(東証プライム上場)の100%子会社です。福岡フィナンシャルグループは、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行を傘下に持つ地方銀行グループで、総資産約20兆円を誇る金融機関です。
安全性の根拠となるポイント:
預金保険制度の完全適用で元本1,000万円まで保護
- 万が一銀行が破綻しても、預金保険機構により1,000万円とその利息が保護される
- これは三菱UFJ銀行や三井住友銀行と全く同じ保護レベル
金融庁の厳格な監督下での運営
- 銀行業の免許を取得するには、金融庁の厳しい審査をクリアする必要がある
- 定期的な検査により、健全な経営が監視されている
私がファイナンシャルプランナーとして多くのお客様にアドバイスしてきた経験から言えば、福岡フィナンシャルグループという確固たる後ろ盾があることは、新興のデジタル銀行にとって非常に大きなアドバンテージです。
実際に使って分かった!みんなの銀行の評判を徹底検証
良い評判の真実性を体験者が語る
インターネット上では、みんなの銀行について様々な評判が飛び交っています。私が実際に半年間使ってみて、よく言われる「良い評判」の真実性を検証してみました。
「口座開設が驚くほど簡単」→これは本当です
私の口座開設体験をお話しします。平日の夜10時頃にアプリをダウンロードし、本人確認書類(運転免許証)をスマホで撮影。その後、ビデオ通話での本人確認を行いました。このビデオ通話が実は一番不安でしたが、オペレーターの方がとても丁寧で、「免許証を画面に映してください」「左右に顔を動かしてください」という指示に従うだけで、約5分で完了しました。
翌日の夜には「口座開設完了」の通知が届き、すぐに1万円を入金してみました。セブン銀行ATMでの入金操作も、アプリの画面に表示されるQRコードを読み取るだけで完了。従来の銀行で経験した「書類の郵送を待つ」「印鑑を押す」といった煩わしさが一切ありませんでした。
「家計簿機能が優秀すぎる」→期待以上でした
家計管理の専門家として、これまで多くの家計簿アプリを試してきましたが、みんなの銀行の「Record」機能は確かに優秀です。
デビットカードでコンビニでお昼を買った瞬間、「食費:580円」と自動で分類されてアプリに記録されます。さらに驚いたのは、Amazon や楽天での買い物も「ネットショッピング」として分類され、月末には「今月の支出:食費15,000円、交通費8,000円…」とグラフで表示されること。
私がお客様に家計簿をつけることを勧めても「続かない」と言われることが多いのですが、みんなの銀行なら決済と同時に自動記録されるので、まさに「つけ忘れようがない家計簿」です。
「振込手数料無料が本当にありがたい」→家計への影響を実感
Premium会員(月額600円)になると、他行宛振込手数料が月10回まで無料になります。私の場合、家賃振込、クレジットカード引き落とし口座への送金、両親への仕送りなどで月5~6回は他行宛振込を利用するので、年間で考えると:
従来の銀行:220円×6回×12ヶ月 = 15,840円 みんなの銀行:600円×12ヶ月 = 7,200円
年間8,640円の節約になりました。これは決して小さな金額ではありません。
悪い評判の実態と対処法
一方で、悪い評判も確実に存在します。しかし、それらの多くは「使い方を理解していない」「従来の銀行との違いを受け入れられない」ことから生じているケースが多いと感じました。
「手数料が高い」という評判について
この評判は、使い方によっては事実です。特に以下のケースでは注意が必要:
ATM出金手数料の落とし穴
- 一般会員:月15回まで無料、16回目以降は110円
- Premium会員:月15回まで無料、16回目以降は110円
一見すると月15回も無料なので十分に思えますが、現金派の方にとっては制約になる可能性があります。私のお客様で現金主義の60代女性の方は、「週3回コンビニでお金を下ろす習慣があるから、月12回は軽く超える」とおっしゃっていました。
対処法として私がお勧めするのは:
- 計画的な現金引き出しで回数を減らす
- デビットカード決済を積極的に活用する
- Premium会員になって他のメリットも享受する
「アプリが不安定」という評判の真実
確かに、サービス開始当初はアプリの動作が不安定な時期がありました。私も実際に、残高照会をしようとしたときに「エラーが発生しました」と表示されて困った経験があります。
ただし、2023年以降はシステムの安定性が大幅に改善されています。半年間使った中で、重大なトラブルは一度も経験していません。むしろ、従来の銀行のネットバンキングよりもレスポンスが早く、使いやすいと感じています。
「電話サポートがない」ことへの不安
これは確かに事実で、従来の銀行に慣れた方には不安材料かもしれません。みんなの銀行のサポートはチャット形式のみです。
私も最初は「電話で相談できないなんて不安」と思いましたが、実際に使ってみると:
- チャットサポートの返信が意外と早い(平均2分以内)
- オペレーターの回答が的確で分かりやすい
- 24時間対応なので、夜間でも質問できる
という利点があることが分かりました。特に、「通帳記帳の方法が分からない」「振込限度額を変更したい」といった基本的な質問には、AIチャットボットが即座に回答してくれます。
みんなの銀行のメリット:意外な発見と活用術
家計管理革命!Record機能の実力
私がファイナンシャルプランナーとして最も評価したいのが、この「Record」機能です。これまで多くのお客様に「家計簿をつけましょう」とお伝えしてきましたが、3ヶ月継続できる方は全体の2割程度でした。
なぜRecord機能が家計管理を変えるのか
従来の家計簿の挫折原因は明確です:
- レシートを取っておくのを忘れる
- 記録するのが面倒で後回しになる
- カテゴリ分けが分からない
- 現金支出の記録漏れが多い
Record機能は、これらの課題を根本的に解決します。
私の具体的な活用例をご紹介します:
月初めの予算設定が習慣化される アプリを開くと「今月の予算を設定しましょう」というメッセージが表示されます。私は毎月1日に、食費30,000円、交通費10,000円、娯楽費15,000円…と設定しています。
リアルタイムの支出把握で無駄遣いが激減 コンビニでお菓子を買った瞬間、「食費:今月すでに12,000円使用中(予算30,000円の40%)」と通知が来ます。この「見える化」効果は絶大で、「今月はもう少し食費を抑えよう」という意識が自然に芽生えました。
年間の支出傾向が把握できる 半年間のデータを見返すと、「夏は飲み物代が冬の2倍になる」「ボーナス月は外食費が3倍に跳ね上がる」といった自分の消費パターンが見えてきました。これは従来の銀行通帳では絶対に分からない情報です。
Box機能:目的別貯金の新しい形
みんなの銀行の「Box」機能は、従来の定期預金とは全く異なるアプローチの貯金システムです。私自身、この機能に出会って「これは画期的だ」と感じました。
Boxの基本的な仕組み
- 普通預金口座の中に、複数の「箱」を作ることができる
- 各箱に目的(旅行資金、緊急時資金、車の購入費など)を設定
- 箱ごとに目標金額と期限を設定可能
- 自動積立や手動振り分けが選択できる
私の実際の活用例
- 緊急時資金Box:目標50万円、毎月2万円自動積立
- 旅行資金Box:目標15万円、ボーナス時にまとめて入金
- 投資種銭Box:目標100万円、余裕がある月に手動入金
この機能の素晴らしい点は、「貯金している」という実感が視覚的に得られることです。各Boxには進捗バーが表示され、「旅行資金:67%達成」といった表示を見ると、モチベーションが維持できます。
従来の貯金との比較 以前は、同じ普通預金口座に「旅行用に10万円、緊急時用に30万円貯めている」という状態で、結果的に「今40万円あるから、旅行でちょっと奮発しても大丈夫」と思い、緊急時資金に手を出してしまうことがありました。
Boxで分けることで、そうした「流用」を防げるようになりました。
カバー機能:現代的な立て替えサービス
みんなの銀行の「カバー」機能は、Premium会員向けのサービスで、最大5万円まで立て替えてくれる機能です。これは従来の銀行にはない、非常に現代的なサービスです。
カバー機能の仕組み
- 口座残高が不足した際、自動で最大5万円まで立て替え
- 利用料は借り入れた分のみ(月額600円のPremium会員費とは別)
- 返済期限は翌月末まで
- 審査不要で利用可能
私は実際には利用していませんが、この機能の存在自体が「安心感」を与えてくれます。特に、フリーランスの方や収入が不安定な方にとっては、心強いセーフティネットになるでしょう。
注意すべき点 ただし、この機能は「緊急時の立て替え」であり、常態化させるべきではありません。金融の専門家として強調したいのは、「借金に依存しない家計管理」の重要性です。カバー機能は、あくまで「想定外の支出に対する保険」として考えるべきです。
みんなの銀行のデメリット:知っておくべきリスクと制限
現金派には向かない?ATM利用の制約
みんなの銀行の最大の制約は、現金での取引に関する部分です。私のお客様の中には、70代の方で「現金でないと不安」とおっしゃる方も多く、そうした方々には正直にお伝えしています。
ATM利用の具体的な制約
利用できるATMがセブン銀行のみ 全国のセブン-イレブン、イトーヨーカドー、そして一部の駅や商業施設にあるセブン銀行ATMでしか入出金できません。私が住んでいる地域では、最寄りのセブン-イレブンまで徒歩5分なので問題ありませんが、地方部では不便を感じる可能性があります。
私の実家がある山間部では、セブン-イレブンまで車で15分かかります。そうした地域にお住まいの方には、みんなの銀行をメインバンクにすることはお勧めしにくいのが正直なところです。
月15回を超えるATM利用には手数料 一般会員、Premium会員ともに、月15回を超えるATM利用には110円の手数料がかかります。
私がお客様にお聞きした「月平均ATM利用回数」の調査では:
- 20~30代:平均6回
- 40~50代:平均8回
- 60代以上:平均12回
という結果でした。多くの方は15回以内に収まりますが、現金派の方は注意が必要です。
対策として私がお勧めするのは:
- デビットカード決済を積極的に活用する
- 週1回程度まとめて現金を引き出す習慣をつける
- 他の銀行口座も併用し、用途に応じて使い分ける
Premium会員の費用対効果を正直に評価
Premium会員(月額600円)の費用対効果について、私なりに詳しく分析してみました。
Premium会員の特典
- 他行宛振込手数料:月10回まで無料(通常220円/回)
- ATM入出金手数料:月15回まで無料(16回目以降110円/回)※一般会員も同じ
- カバー機能:最大5万円まで立て替え可能
- Record機能:詳細な家計簿分析
- Box機能:最大20個まで作成可能(一般会員は5個まで)
私の場合の損益計算
- 年間会費:600円×12ヶ月 = 7,200円
- 振込手数料節約:220円×6回×12ヶ月 = 15,840円
- 実質的な節約:15,840円 – 7,200円 = 8,640円
つまり、月6回以上他行宛振込をする方であれば、Premium会員になった方がお得ということになります。
Premium会員になるべき人・ならない方が良い人
なるべき人:
- 月3回以上他行宛振込をする方
- 家計管理を本格的に取り組みたい方
- 複数の目的別貯金を作りたい方
- フリーランスなど収入が不安定で、カバー機能を安心材料にしたい方
ならない方が良い人:
- 振込をほとんどしない方
- シンプルな機能だけで十分な方
- 月額費用を払いたくない方
私の結論としては、「みんなの銀行を積極的に活用したい方はPremium会員になる価値がある」ということです。
システム障害や不具合のリスク
デジタル銀行である以上、システム障害のリスクは避けて通れません。私が半年間使用した中での経験と、他の利用者から聞いた情報をもとに、リアルな実態をお伝えします。
実際に経験したトラブル
軽微な不具合(月1~2回程度)
- アプリの起動が遅い(30秒程度待たされる)
- 残高表示の更新が遅れる(数分後に正しい金額が表示される)
- 通知が来ない(決済完了の通知が1時間後に届くなど)
これらは日常生活に大きな支障をきたすものではありませんが、「完璧」ではないということは理解しておく必要があります。
重大なトラブル(私は未経験、他利用者からの報告)
- アプリにログインできない状態が数時間続く
- 振込処理が遅延する
- デビットカード決済ができない
こうしたトラブルが発生した場合、スマホ決済やデビットカードに依存していると困ってしまいます。
リスク軽減のための私の対策
- 複数の銀行口座を維持:メガバンクの口座も併用し、みんなの銀行だけに依存しない
- 現金の備え:財布に1万円程度の現金は常に持ち歩く
- 他の決済手段:クレジットカードやQRコード決済も準備
私がお客様にお伝えしているのは、「みんなの銀行は非常に便利だが、万能ではない。他の手段と組み合わせて使うことで、そのメリットを最大限に活用できる」ということです。
他のネット銀行との徹底比較
楽天銀行・住信SBIネット銀行との違い
多くの方から「みんなの銀行と楽天銀行、どちらが良いの?」というご質問をいただきます。私が実際に3つの銀行を使い比べた経験をもとに、率直な比較をお伝えします。
預金金利の比較(2024年1月時点)
銀行名 | 普通預金金利 | 定期預金金利(1年) |
---|---|---|
みんなの銀行 | 0.001% | 取り扱いなし |
楽天銀行 | 0.02%(楽天証券連携時0.1%) | 0.02% |
住信SBIネット銀行 | 0.001%(SBI証券連携時0.01%) | 0.02% |
金利面では、楽天銀行が明らかに有利です。特に楽天証券と連携した「マネーブリッジ」を利用すると、普通預金金利が0.1%になります。これは1,000万円預けていれば年間1万円の利息がつく計算です。
手数料の比較
ATM利用手数料
- みんなの銀行:月15回まで無料、16回目以降110円
- 楽天銀行:ハッピープログラムのステージにより0~7回/月無料、以降220円
- 住信SBIネット銀行:ステージにより月2~15回無料、以降110円
他行宛振込手数料
- みんなの銀行:Premium会員なら月10回まで無料、以降154円
- 楽天銀行:ステージにより0~3回/月無料、以降145円
- 住信SBIネット銀行:ステージにより月1~15回無料、以降77円
手数料面では住信SBIネット銀行が最も優秀で、みんなの銀行も競争力があります。楽天銀行は利用状況によってステージが変わるため、使いこなしに少し知識が必要です。
私の使い分け方法
- みんなの銀行:日常の支出管理と小額の貯金用
- 楽天銀行:まとまった資金の運用と楽天経済圏での利用
- 住信SBIネット銀行:投資資金の管理とドル建て資産の運用
それぞれに得意分野があるため、完全に一つに統一するのではなく、用途に応じて使い分けることをお勧めしています。
メガバンクとの根本的な違い
私が銀行で働いていた経験から、メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ)とみんなの銀行の根本的な違いについて解説します。
サービス提供の考え方の違い
メガバンクの特徴
- 対面での相談サービスが充実
- 住宅ローンや法人向けサービスが主力
- 安定性と信頼性を最重視
- サービス変更や新機能追加は慎重
みんなの銀行の特徴
- スマホでの利便性を最重視
- 個人の小額取引に特化
- ユーザー体験の向上を追求
- 新機能の追加が積極的
私がお客様にお伝えしているのは、「どちらが良い・悪いではなく、ライフスタイルと価値観に合わせて選ぶべき」ということです。
メガバンクが向いている方
- 住宅ローンや教育ローンを検討している
- 大きな金額の資産運用を相談したい
- 対面でのサポートを重視する
- システム障害などのリスクを最小限にしたい
みんなの銀行が向いている方
- スマホでの操作に慣れている
- 家計管理を効率化したい
- 新しいサービスに興味がある
- 手数料を抑えたい
私自身は、メインバンクとしてメガバンクを使い、サブバンクとしてみんなの銀行を活用するという使い分けをしています。
こんな人にみんなの銀行がおすすめ・おすすめしない
強くおすすめしたい人の特徴
私がファイナンシャルプランナーとして多くのお客様と接してきた経験から、「みんなの銀行が特に効果的な方」の特徴をお伝えします。
家計管理に本気で取り組みたい20代~40代の方
特に印象的だったのは、30代のIT企業にお勤めの男性のケースです。彼は「給料はそれなりにもらっているのに、なぜか貯金が増えない」という悩みを抱えていました。
みんなの銀行のRecord機能を使い始めてから、「コンビニでの支出が月2万円もある」「サブスクリプションサービスに月8,000円も払っている」といった「見えない支出」が明確になりました。結果的に、3ヶ月で月2万円の支出削減に成功し、年間24万円の節約を実現できました。
フリーランスや副業をしている方
フリーランスのWebデザイナーの女性からは、「収入と支出の管理が本当に楽になった」という感想をいただきました。
従来は複数のクライアントからの入金と、経費の支払いが混在して、「今月の手取りはいくらだっけ?」という状況になりがちでした。みんなの銀行のBox機能で「事業用資金」「生活費」「税金積立」を分けることで、資金管理が格段にシンプルになったそうです。
スマホネイティブな若い世代
大学生の息子を持つお客様から、「息子の口座開設を手伝ったが、みんなの銀行にして正解だった」というお話を聞きました。
従来の銀行だと「通帳記帳しなさい」「残高をこまめに確認しなさい」と言っても、なかなか習慣化しませんでした。しかし、みんなの銀行なら決済のたびにスマホに通知が来るため、自然に支出を意識するようになったとのことです。
具体的な特徴をまとめると:
デジタルツールを日常的に使いこなしている
- スマホでの操作にストレスを感じない
- アプリでの管理を好む
- 新しいサービスに対する抵抗感が少ない
家計改善に対する強い意欲がある
- 現在の支出に問題意識を持っている
- データに基づいた管理を求めている
- 継続的な改善に取り組める
柔軟な思考を持っている
- 従来の銀行サービスにこだわらない
- 新しいやり方を試すことができる
- トラブルが起きても冷静に対処できる
おすすめしない人・慎重になるべき人
一方で、みんなの銀行をお勧めしない方もいらっしゃいます。これは決して「悪い」という意味ではなく、「他の選択肢の方が適している」という意味です。
現金取引を重視する方
70代のお客様から「試しに口座を開設してみたが、使いにくかった」というご相談を受けたことがあります。詳しくお話を聞くと、以下のような理由でした:
- 週3回はATMでお金を下ろす習慣がある
- 近所にセブン-イレブンがない(一番近くて徒歩15分)
- スマホでの操作に時間がかかり、ATMで後ろに人が並ぶと焦ってしまう
このような方には、近所のATMが使える地方銀行や信用金庫の方が適していると判断し、そちらをお勧めしました。
大きな金額を扱う方
個人事業主で年商数千万円の方からのご相談では、「みんなの銀行だけでは機能が不足する」という結論になりました。
- 法人口座が開設できない
- 大口の振込に対する制限がある
- 税理士との連携機能が限定的
こうした場合は、事業用メガバンクをメインにして、個人の小遣い管理用にみんなの銀行を使うという提案をしました。
システムトラブルに対する不安が強い方
「万が一アプリが使えなくなったらどうするの?」という不安を強く持つ方も、みんなの銀行をメインバンクにするのは避けた方が良いでしょう。
特に、以下のような方は慎重に検討してください:
デジタル機器に不慣れな方
- スマホの操作に時間がかかる
- アプリの更新やトラブル対応が難しい
- 電話サポートがないと不安
保守的な金融観を持つ方
- 新しいサービスに対する不信感が強い
- 「昔ながらの銀行」に安心感を抱く
- 変化を好まない
大きな資産を一つの銀行に集中させたくない方
- リスク分散を重視している
- 預金保険制度の1,000万円を超える資産を持つ
- 複数の金融機関との取引を継続したい
私は常にお客様に「金融サービスは、あなたのライフスタイルに合わせて選ぶもの。他人が良いと言っても、あなたに合わなければ意味がない」とお伝えしています。
みんなの銀行の口座開設から活用まで完全ガイド
口座開設の詳細手順と注意点
私が実際に体験した口座開設の流れを、つまずきやすいポイントも含めて詳しく解説します。
事前準備
口座開設前に以下を準備しておくとスムーズです:
必要な書類
- 本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカードのいずれか)
- スマートフォン(iOS 13.0以降、Android 8.0以降)
- 安定したインターネット環境
私が失敗した点と対策 最初の申し込み時、免許証の撮影で何度もやり直しになりました。原因は照明の反射で文字が読めなかったこと。室内の蛍光灯の下ではなく、自然光の入る窓際で撮影すると成功しました。
ステップ1:アプリのダウンロードと基本情報入力
App StoreまたはGoogle Playで「みんなの銀行」を検索してダウンロードします。アプリサイズは約50MBなので、WiFi環境での実行をお勧めします。
基本情報の入力では以下の項目が必要です:
- 氏名(本人確認書類と完全に一致させる)
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所(本人確認書類と完全に一致させる)
注意点:住所表記は正確に 私のお客様で、住所の「1丁目2番地3号」を「1-2-3」と入力して審査に時間がかかったケースがありました。本人確認書類の表記と完全に一致させることが重要です。
ステップ2:本人確認書類の撮影
このステップが最も重要で、失敗すると審査が遅れる原因になります。
撮影のコツ
- 四隅がしっかり写るように撮影
- 文字がはっきり読めることを確認
- 反射や影で文字が隠れないよう注意
- 手ブレを防ぐため、テーブルに置いて撮影
免許証の場合は表面と裏面の両方が必要です。特に裏面は忘れやすいので注意してください。
ステップ3:ビデオ通話での本人確認
これが私にとって最も緊張した部分でした。初めての経験だったので「どんな質問をされるのか」「準備しておくことはあるのか」と不安でした。
実際の流れ(所要時間:約5分)
- オペレーターからの簡単な挨拶
- 「本人確認書類を画面に映してください」という指示
- 「右を向いてください」「左を向いてください」という指示
- 「ありがとうございました。これで完了です」
思っていた以上にシンプルで、特別な準備は不要でした。ただし、以下の点は注意が必要です:
準備しておくべきこと
- 静かで明るい場所を選ぶ
- 本人確認書類を手元に準備
- スマホを固定できる場所を確保(手持ちだと疲れる)
- 時間に余裕があるときに実行(急いでいると焦る)
ステップ4:審査結果の待機
私の場合、平日の夜10時に申し込みを完了し、翌日の夕方6時頃に「口座開設完了」のメールが届きました。つまり、約20時間で審査が完了したことになります。
審査状況はアプリで確認できます。「審査中」「追加書類が必要」「審査完了」のステータスが表示されるので、定期的にチェックしましょう。
審査が遅れる原因と対策
- 書類の不備→再提出が必要になる
- 申し込み内容の不一致→正確な情報を入力し直す
- 繁忙期(キャンペーン時など)→時間に余裕を持って申し込む
初期設定のおすすめ設定
口座開設が完了したら、以下の初期設定を行うことをお勧めします。
セキュリティ設定
生体認証の設定 指紋認証やFace IDを設定することで、毎回パスワードを入力する手間が省けます。私は指紋認証を設定していますが、ログインが非常にスムーズになりました。
通知設定の最適化 デフォルトでは全ての通知がオンになっていますが、必要に応じてカスタマイズできます。
私の推奨設定:
- 入出金通知:オン(不正使用の早期発見のため)
- 残高不足通知:オン(カバー機能利用前の警告として)
- キャンペーン通知:オフ(過度な情報を避けるため)
Record機能の初期設定
カテゴリのカスタマイズ デフォルトのカテゴリに加えて、自分のライフスタイルに合わせたカテゴリを追加できます。
私が追加したカテゴリ:
- 「投資関連」:証券会社への入金など
- 「両親関連」:仕送りや親孝行費用
- 「自己投資」:書籍、セミナー、資格取得費用
予算設定のコツ 最初から厳しい予算を設定すると挫折の原因になります。まずは過去3ヶ月の支出実績を参考に、少し余裕のある予算からスタートすることをお勧めします。
Box機能の活用設定
最初に作るべきBox
- 緊急時資金Box:生活費3~6ヶ月分を目標
- 特別費Box:冠婚葬祭、家電の買い替えなど
- 楽しみ費Box:旅行、趣味、外食など
自動積立の設定 各Boxには自動積立機能があります。私は給料日の翌日に、各Boxに決まった金額が自動で振り分けられるように設定しています。
お得な使い方・裏技
半年間使って発見した、効率的な活用方法をお伝えします。
Premium会員の判断基準
私が作成した「Premium会員チェックリスト」を参考にしてください:
以下に2つ以上当てはまる場合、Premium会員になることをお勧めします
- 他行宛振込を月3回以上行う
- 家計簿を本格的につけたい
- 目的別貯金を6個以上作りたい
- カバー機能を安心材料にしたい
- 年会費7,200円以上の価値を感じる
デビットカードの賢い使い方
みんなの銀行のデビットカードは、使い方次第で家計管理の強力なツールになります。
私の活用例
- 固定費専용カード:家賃、光熱費、通信費などの引き落とし専用
- 変動費の上限設定:月初に食費・娯楽費の予算分だけ入金し、使いすぎを防止
- ポイント活動:特定の支出カテゴリのみデビットカードを使用
Boxを使った先取り貯金システム
私が最も効果的だと感じているのは、以下のようなシステムです:
給料日のルーティン
- 給料が振り込まれる
- 自動積立で各Boxに振り分け
- 残った金額で1ヶ月を過ごす
- 月末に余った分は投資用Boxへ
このシステムにより、「気がついたら貯金ができていた」という状況を作ることができます。
Record機能を使った支出分析
3ヶ月分のデータが溜まったら、以下の分析を行うことをお勧めします:
無駄遣いの発見方法
- 同じカテゴリの支出が多い日を特定
- 時間帯別の支出パターンを確認
- 曜日による支出の違いを分析
私の場合、「金曜日の夜にコンビニで無駄な買い物をしている」「疲れている日ほど食費が高くなる」といったパターンが見えてきました。
まとめ:みんなの銀行は「意外と◯◯」だった
半年間、みんなの銀行を実際に使い続けて、率直な感想をお伝えします。タイトルの「意外と◯◯」の答えは、**「意外と実用的」**でした。
予想以上に日常生活に溶け込んだ
最初は「新しい銀行だし、サブ口座として使ってみよう」という軽い気持ちでした。しかし、使い始めてから3ヶ月後には、日常の支出の8割がみんなの銀行経由になっていました。
なぜこれほど使うようになったのか
理由は明確です。「お金を使うたびに、家計の状況が自動で見える化される」という体験が、想像以上に便利だったからです。
従来は月末に家計簿をつけて「今月は使いすぎた」と反省するパターンでした。しかし、みんなの銀行なら「今日でもう食費の50%を使っている。今週は自炊を増やそう」とリアルタイムで調整できます。
この「後追い管理」から「先回り管理」への変化は、家計管理の概念を根本的に変えました。
デメリットは「慣れ」で解決できる部分が多い
使い始めの頃は確かに不便に感じることもありました:
- ATMがセブン銀行しか使えない
- 電話サポートがない
- 時々アプリの動作が重い
しかし、3ヶ月もすると、これらの問題は「使い方の工夫」で解決できることが分かりました。
ATMの制約→計画的な現金引き出しとデビットカード活用で解決 サポートの制約→チャットサポートの方が記録が残って便利だと気づいた アプリの不安定さ→アップデートで改善され、問題を感じなくなった
つまり、多くのデメリットは「一時的な慣れの問題」だったということです。
ファイナンシャルプランナーとしての評価
専門家の視点から、みんなの銀行を以下のように評価します:
優秀な点(90点)
- 家計管理機能の実用性
- ユーザーインターフェースの分かりやすさ
- 目的別貯金の効果
改善の余地がある点(70点)
- 投資商品の連携
- 金利の低さ
- 利用できるATMの制約
総合評価:85点
これは「メインバンクとして十分に使える」というレベルです。特に、20代~40代の方で、スマホを積極的に活用している方には強くお勧めできます。
最後に:お金との向き合い方を変えるツール
私がこの記事で最もお伝えしたいのは、みんなの銀行は単なる「銀行」ではなく、「お金との向き合い方を変えるツール」だということです。
20代で株式投資で大損し、新婚時代に借金を抱えた私にとって、お金は長い間「不安の種」でした。しかし、正しい知識と適切なツールを使うことで、お金を「人生を豊かにするパートナー」として扱えるようになりました。
みんなの銀行は、そうした「お金との健全な関係」を築くための優秀なサポーターです。
あなたの次の一歩
この記事を読んで「試してみようかな」と思われた方は、まずは少額から始めてみることをお勧めします。
- 口座開設:まずは開設だけして様子を見る
- 小額入金:1万円程度入金してみる
- デビットカード体験:コンビニで買い物してRecord機能を体験
- 1ヶ月継続:自分のライフスタイルに合うか判断
そして、もし「自分には合わない」と感じたら、無理に使い続ける必要はありません。金融サービスは、あなたの価値観とライフスタイルに合うものを選ぶことが最も大切です。
私は「お金の不安で眠れない夜を過ごしている人の心を軽くしたい」という想いで、この記事を書きました。みんなの銀行が、あなたの金銭的不安を少しでも和らげ、より豊かな人生を送るきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。
何かご質問やご相談がございましたら、お気軽にお声かけください。あなたの資産形成の旅路を、専門家として、そして一人の仲間として、応援させていただきます。
筆者プロフィール 田中(仮名) ファイナンシャルプランナー(CFP資格保有、AFP認定歴12年) 大手銀行での個人向け資産運用コンサルタント経験10年、証券会社での投資アドバイザー経験5年を経て、現在はマネーメディアの編集者として活動。自身も20代で株式投資で200万円の損失、新婚時代に借金200万円を経験するも、つみたてNISAと確定拠出年金で現在資産3,000万円を達成。「一人ひとりの価値観と生活スタイルに合った、無理のない資産形成」をモットーに情報発信を行っている。